【今週の1冊】
2025/11/26
【今週の1冊】
火車:宮部みゆき
今週ご紹介するのは、宮部みゆきさんの名作『火車』
「なぜ、自分の存在を消さなければいけないのか…」
ページをめくるたびに、その問いの重さが判明していく面白さを味わえる1冊
表面的には行方不明の女性を追うミステリー
けれど読み進めるほどに、
どうして?なぜ?と読む手が止まらなくなってしまう物語
ーこれまで誰も聞いてくれなかった話を。君がひとりで背負ってきた話を。ー
と最後に綴られています。
「火車」とは、猛火に包まれた車、の意で、地獄の使者である獄卒羅刹が罪人を、
これに乗せて地獄に送り、はたまた地獄において罪人を苛責するために使う、とされる車
なぜ、このタイトルになったのか、そして最後にこのような感情に至ったのか、、、
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? 彼女は何者なのか?
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