出会いと別れが交差するこの季節にこそ読んでほしい名作
2026/03/03
出会いと別れが交差するこの季節にこそ読んでほしい名作
【今週の1冊】
『夜のピクニック』/恩田陸
これはいわゆる青春小説に分類されるのかなと
でも、派手な事件は起きません。
暴力もない。大きな恋愛ドラマもない。
あるのは、高校生が24時間かけて80キロを歩き通す
「歩行祭」という学校行事の風景だけです。
それだけ?と思うかもしれませんが、
ただひたすらに歩き続ける中で、
友人たちと交わされる何気ない会話、
心の奥にしまっていた小さな秘密、
そして自分自身との対話。
「歩く」という極めてシンプルな動作の繰り返しが、
彼らの心の澱(おり)を少しずつ濾過(ろか)していくような、不思議な清涼感に満ちたストーリー展開です。
何気ない会話。
すれ違い。
少しの勇気。
さまざまなエピソードが折り重なり、
気づけばひとつの物語として心に残る構成。
大人が読むと、
「あの頃」を思い出す。
きっと誰もが自分の「あの頃」を思い出し、
今という時間の愛おしさに気づくかもしれません。
今まさに学生の世代が読むと、時代背景は異なりますが
どこか自分と重なる部分が見つかるかもしれません。
読書をこれから始めたい方にも、
これから読書を習慣にしたいと思っている方がいたら、
この一冊は、難しい理屈抜きに、
物語に没入する楽しさを教えてくれるので、
お子さんに手渡す小説としても、ちょうどいいかなと思います( ´ ▽ ` )
静かに進む物語だからこそ、
春のやわらかい空気に似合います。
ゆったりまったり読書時間を
静かに読書の正解を楽しみましょ♪
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