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今週の1冊

今週の1冊

2026/08/19

今週の1冊
『コンビニ人間』/村田沙耶香

あらすじは、36歳未婚女性、古倉恵子
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイト歴は18年目
これまで彼氏なし。オープン当初から働き続け、見送った店長はなんと8人目
食べるのはコンビニ食、夢の中でもレジを打ち、「いらっしゃいませ!」の掛け声が安らかな眠りをもたらしてくれる
仕事や家庭を持つ同窓生からどれだけ異物を見るような目で見られても、完璧なマニュアルが存在するコンビニこそが、自分を世界の正常な「部品」にしてくれる

なんとも言えない違和感がじわじわやってきます(^^)

怖い…というほどではない、でも、なんだか不気味…
それなのに、妙に納得してしまう、この感じが、この小説の面白さなのかなと思います
「普通とは何か?」「社会の正常な部品とは何か?」といったテーマを、
独特のユーモアと鋭い視点で描いた、サクッと読める1冊◎
世の中には、いつの間にか「こうするもの」「普通」という基準がたくさんあります
そこから少し外れると、
「大丈夫?」「どうしてそうしないの?」「普通はこうじゃない?」
と聞かれてしまう
でも、その「普通」って、一体誰が決めたんでしょうね(・∀・)

恵子の姿を読んでいると、こちら側の「普通」のほうが、もしかしたら変なのでは…
と思ってしまうかもしれません( ´ ▽ ` )
私たちだって、場所が変われば、その場所のルールに合わせています
美容室なら美容室のルール、職場なら職場のルール、家庭なら家庭のルール

その場所に合わせて話し方を変えたり、振る舞いを変えたりする
考えてみれば、誰もが多少なりとも「その場所に適応して生きている」
そう考えると、恵子だけが特別におかしいわけではないのかもしれません
『コンビニ人間』は、ただコンビニで働く女性の話ではあり


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